関西大学ボクシング部ウェブサイト開設のご挨拶
OB会 小坂道一(関西大学理事)
 関西大学ボクシング部OB会のホームページをこの度開設致しました。
関西大学のボクシング部は昭和4年に全国大学の中で明治大学等に次いで4番目に創部され、関西では最初の大学ボクシング部で名門中の名門であります。

 以来72年という長い歴史を築いてきました。

 戦前の先輩には全日本チャンピオンとして三谷幾太郎氏以下8名を生み、且つ猪飼永太郎氏以下多くの日本アマチュアボクシングの歴史を飾る代表的な名選手が活躍しました。戦後には昭和21年に再発足したボクシング部から全日本チャンピオンとして田中恵司(文野恵司)、福本昌三、西尾俊三、牧昭男、友崎良二の各氏が生まれ、他に多くのトップランカーを擁し昭和23年から連続6回に及ぶ関西学生リーグ戦の覇者として優勝を重ね、続いて昭和30年から昭和36年の間4回の優勝を飾ることができたのも全日本級の名選手を育成した結果であります。

 戦後の黄金時代を招来したのはあまたの名選手、好選手の活躍に依って画期的な戦績を残し全日本及び関西アマチュアボクシング界の王者として「関西に関大あり」と関西大学の校名が全国に知れ渡るようになりました。

 然し乍ら、昭和40年代の後半の学園紛争の余波を受け体育各部の推薦入学が廃止され、以来低迷を続けています。
然し乍ら、近年はコーチ陣の充実により徐々に学生も力をつけてきました。

 そして大学当局も最近、推薦入学に対してご理解を得られるような気運になってきました。願わくば一部リーグに返り咲き、関東の大学リーグと全日本を争い全国制覇の夢を叶えることができるようにOB一同心から期待を持っています。

 永い伝統と72年におよぶ歴史を守りながら新たなる大きな飛躍をする事を心から念じながら、関西大学ボクシング部のプロフィールを御披露致します。

 

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